政教分離
全くトンチンカンな記事です。書いた記者と載せたデスクは処分を避けられないでしょう。
信者数をどう数えるかを文化庁が決めることはできません。文化庁には宗教法人を審査したり、監督したりする権限は与えられていません。日本には政教分離という制度があります。マスコミの観念は70年前の「国家神道」時代で止まっているようです。
誰が教師(宗教者)で、誰が信者か、客観的に判断することは不可能です。例えば熱心な仏教信者が僧籍を取るのは一般的なことです。マスコミは無知過ぎる。
『宗教年鑑』掲載の信者数が情報としてあてにならないのは、宗教学の初歩の初歩です。常識です。
宗教年鑑の信者数の信頼性は? 真宗大谷派の信者数 320万人から792万人に 算出方法変更で 仏教系教団信者数6位から2位に上昇
http://www.sankei.com/smp/west/news/161225/wst1612250018-s1.html
「統一された信者数の算出手法のない政府統計の不備と、宗教法人の不明確な信者数計算の実態が浮き彫りになった。」